
「twitter 検索でユーザー名だけ外したい…」
その悩み、まだ続いていませんか? 2025年のTwitter(X)は検索ロジックが一新され、twitter 検索 ユーザー名 除外や本文のみ 検索の従来ワザが効きにくい状況です。キーワードだけ拾いたいのにアカウント名ばかりが並ぶ――そんな声が急増しています。
原因は、AIベースへ移行した検索アルゴリズム。過去に有効だった「OR @a」「-@i」コマンドは、今や“当たるも八卦”の不安定さです。
実は私自身、ある日「パンケーキ」というキーワードでツイートを探していたとき、なぜかレシピでも感想でもなく、パンケーキという名前のアカウントばかりが表示されてしまい、欲しい情報が全く見つからなかったことがありました。
そこで本記事では、最新仕様でも比較的ヒット率が高い3パターンと、結果が出ない時の代替テクをまとめました。
読み終える頃には、ユーザー名を除外し本文のみ抽出するための最短ルートと「効かない時の対処フロー」が一度に把握できます。3分でサクッとチェックして、欲しい情報だけをタイムラインに呼び戻しましょう!
Twitter検索で本文だけヒットさせる方法|ユーザー名を除外する最新手順
過去に使われていた「ユーザー名除外コマンド」とは?
かつて、Twitterの検索では特定のコマンドを使うことで、ユーザー名に含まれるキーワードを除外し、本文だけを対象にツイートを絞り込むことが可能とされていました。その中でも、よく知られていた方法が「OR @a」や「OR @i -@i」といった記述です。
● よく使われていた検索コマンド
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OR @a -
OR @i -
OR @i -@i
私も「OR @i -@i」を組み合わせた検索を一時期よく使っていました。当時はこれだけで見たいツイートだけが出てくるので、とても快適でした。
一見すると意味がわかりにくいこれらのコマンドですが、要するに「検索エンジンに対して『ユーザー名ではなく本文を見てほしい』と指示するための裏技」でした。
この仕組みが使われていた理由は、Twitterの検索ロジックが単純だった頃、特定のパターンを組み合わせることで検索結果の優先順位や対象範囲を操作できたからです。たとえば「OR @a」のような記述を入れると、Twitterのシステムが“本文”を中心に検索をかける傾向があったため、ユーザー名がヒットする投稿を避けやすかったというわけです。
当時は、このような検索コマンドを使えば、「キーワードを含むツイート本文だけを効率よく拾える」とされていたため、多くのユーザーが重宝していました。
しかし、2023年〜2024年ごろから状況は大きく変わってきました。
X(旧Twitter)は検索アルゴリズムを順次AIベースの仕組みに置き換えており、「従来の検索コマンドが思うように動作しない」といった報告が相次いでいます。これにより、上記のような“テクニック”が通用しなくなってきているのが実情です。
ユーザー名を除外!Twitterで本文のみを表示する3つの検索ワザ
筆者が実際に、これまで有効とされていたコマンド「OR @i」を使って検証してみました。たとえば「野球」というキーワードで検索欄に
野球 OR @i
と入力して検索してみると、驚くべきことに表示された結果がほとんどなかったのです。中には、1件もヒットしないことすらありました。
本来このコマンドは、ユーザー名に「野球」と含まれるアカウントの投稿を除外し、ツイート本文に「野球」を含むツイートだけを表示することが目的でした。しかし、実際には正しくツイートが表示されず、検索結果が極端に少ない、あるいはまったく出てこないという状況が起こりました。
最近、「野球 OR @i」で検索してみたところ、結果がまったく表示されず、逆に混乱してしまいました。以前はそれなりにヒットしていたはずなのに、検索精度が急に落ちた印象を受けました。
このような挙動から分かるのは、Twitter(X)の検索システムが以前と比べて大きく変わっているということです。特に2024年以降は、「OR @i」や「-@i」のようなコマンドを用いた検索結果に不具合や誤作動が発生しやすくなっているようです。
実際、多くのユーザーがSNS上で「コマンドを使っても検索精度が落ちた」「以前は除外できていたはずのアカウントがまた出てくるようになった」といった不満を述べています。
そのため、以前のように検索コマンドでスムーズに本文だけを抽出する、という使い方は、2025年時点では「信頼できる手段」とは言いがたい状態となっているのが現状です。
では、すべてのキーワードでこの問題が起きるのかというと、実はそうでもありません。次のパートでは、一部のキーワードでは今もコマンドが機能する場合があるという事例をご紹介します。
X(旧Twitter)本文のみ検索のやり方|OR/-@コマンドの今と代替策
すべての検索コマンドが完全に無効というわけではありません。実際に、別のキーワードを使って試したところ、ある程度は機能するケースも確認できました。
たとえば、「サッカー」というキーワードで次のように入力して検索してみました。
野球 OR @i
この場合、「野球」のときのように検索結果がまったく出ないということはなく、比較的正しくツイート本文が表示されたのです。つまり、「OR @a」や「OR @i」といったコマンドが、キーワードによっては今でも部分的に有効である可能性があることがわかります。
同じように「サッカー OR @a」で試したところ、今度は普通に検索結果が出てきて驚きました。なぜこっちはうまくいったのかは正直わからず、使えるかどうかは運次第のように感じました。
このような現象が起こる理由については、Twitter(X)の検索エンジンがより複雑なAI処理を組み込むようになってきたことが背景にあると考えられます。AIベースの検索は、ユーザーの関心やトレンド、文脈を考慮するため、一律のルールで処理されないケースが増えているのです。
加えて、同じ検索コマンドを使っても、
などの要因によって、表示結果が微妙に異なることもあると報告されています。
そのため、現在のTwitter検索においては、「コマンドが一部のキーワードでは効くが、他では効かない」といった不安定で予測不能な挙動が常態化しているといえるでしょう。
このような現状では、「どのコマンドがいつ使えるのか」を正確に判断するのは難しく、実際に検索してみて確認するしかないというのが実情です。
Twitter検索の“ユーザー名フィルター解除”術|本文ヒット率を上げるコツ
ここまで、Twitter(X)の検索機能について、ユーザー名を除外して本文だけを対象に検索する方法と、その現状について見てきました。
かつては「OR @a」「OR @i」「-@i」などのコマンドを活用することで、比較的正確にツイート本文だけを抽出することが可能でした。しかし2025年現在、Twitterの検索システムは過去とは大きく異なっており、これらのコマンドは必ずしも安定して動作しないという状況になっています。
ここまでのポイントを整理すると…
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従来の検索コマンドは一部で機能しなくなっている
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以前は「OR @i」などでユーザー名を除外できたが、現在はヒット数が極端に減ることもある
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検索キーワードによって動作するかが変わる
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「サッカー」では動作したが、「野球」ではうまくいかなかった
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Twitterの検索はAIベースで挙動が予測しづらい
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同じコマンドでも時間帯やユーザーごとに表示結果が異なることがある
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これらをふまえると、「必ずこの方法で本文だけ検索できる」という確実な手段は、今のところ存在しないというのが正直なところです。そのため、コマンドを使う場合は、いくつかの検索パターンを試しながら、結果を見て調整していくという対応が求められます。
今後に向けてのアドバイス
これからも検索方法は変わっていくと思うので、私自身も新しいコマンドや設定変更が出たらすぐに試すようにしています。検索機能は日々変わるものなので、使い方を“アップデートする癖”が大事だなと感じています。
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今後Twitter側で検索アルゴリズムが改善される可能性もあります。そのため、検索方法の情報は定期的にチェックするのがおすすめです。
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また、正確な検索結果を求める方は、TweetDeck(X Pro)などのツールを併用するのも一つの選択肢です。これらのツールは、より詳細なフィルタリング機能があり、精度の高い検索がしやすくなっています。
Twitterの仕様は常に進化中。情報を追いかける姿勢が重要
2025年現在、Twitterの検索機能は過渡期にあるといっても過言ではありません。これまでの常識が通用しない場面も増えてきており、ユーザー側も「試しながら使う」姿勢が求められる時代です。
この記事では、現時点で使える可能性のあるテクニックと、その限界について丁寧に解説しました。今後もTwitterの仕様変更や検索アルゴリズムのアップデートは続くと考えられるため、定期的に情報をチェックし、最新の方法を知ることが何よりの対策になるでしょう。
必要な情報にすばやくたどり着くためにも、「検索のコツ」は引き続きアップデートしていきたいものです。