
突然トレンドが英語に?その理由と背景とは
朝Twitterを開いたら、見慣れない英語の話題ばかりで驚いた経験はありませんか?
私もある朝、「NBA」「Biden」などのトレンドを見て「設定を変えた覚えもないのに、なぜ?」と焦ったことがあります。
普段は日本の話題が表示されるはずなのに、突然アメリカ中心のトレンドが並ぶと戸惑いますよね。「アカウントが乗っ取られたのでは?」と不安になる方もいるでしょう。
実は、設定や通信環境、Twitter側の仕様が原因となっている場合があります。
この記事では、トレンドがアメリカ表示になる理由と、日本向けに戻す方法をスマホ・PC別に解説。戻らない場合の追加対処法も紹介しています。
これを読めば、突然の表示変更にも落ち着いて対処できるようになります。
トレンドが海外表示になる主な原因とは?

トレンドが日本からアメリカに変わってしまう理由には、いくつかの共通パターンがあります。多くの場合、設定を見直すことで簡単に元に戻すことができますので、まずはどの原因に当てはまるかを確認してみましょう。
Twitterのトレンドを日本に戻す方法(PC・スマホ対応)

Twitterのトレンドが突然アメリカなど海外仕様になってしまった場合でも、多くは設定を見直すことで元の日本のトレンドに戻すことが可能です。ここでは、PC版とスマホ版(iPhone・Android)の具体的な操作手順を紹介します。
【PCでの設定手順】
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「話題を検索」画面を開く
画面左側のメニューから「話題を検索」を選びます。 -
右上の歯車マーク(設定)をクリック
検索画面の右上にある「⚙」をクリックしてください。 -
「この場所のコンテンツを表示」のチェックを外す
位置情報に基づくトレンド表示を無効化します。 -
「場所を調べる」から「日本」を選択
手動で地域を指定する画面が表示されるので、「日本」を選びます。 -
トレンド欄が切り替わったか確認
画面を更新し、表示内容が日本の話題に戻っていれば完了です。変化が見られない場合は、ページを再読み込みするか、ブラウザのキャッシュを削除してみましょう。
【スマホアプリ(iPhone/Android)での設定手順】
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Twitterアプリを開いて検索画面を表示
画面下部の虫眼鏡アイコンをタップします。 -
右上の設定アイコン(歯車マーク)をタップ
検索画面の右上にある「⚙」を選びます。 -
「この場所のコンテンツを表示」のチェックを外す
これにより、自動的な位置情報に基づくトレンド表示が無効になります。 -
「場所を調べる」から「日本」を選択
手動で日本を指定することで、国内トレンドが表示されるようになります。 -
アプリを再起動する
設定が反映されない場合は、アプリを一度終了し、再起動してから確認してください。
私が初めて設定を直したときは、スマホで場所を「日本」にしてもすぐには反映されず、何度も再起動しました。結局、アプリを一度落として再起動したらあっさり戻って、「あ、ここがポイントなんだ」と気づきました。
【さらに試せる補足設定】
通常の手順で解決しない場合は、以下の方法も試してみましょう。
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Twitterの「表示言語」を日本語に設定し直す
設定とプライバシー → 表示言語 → 日本語 -
ブラウザやスマホ本体の言語設定が英語になっていないか確認
言語が英語設定だと、Twitterの表示内容も海外寄りになることがあります。 -
スマホではWi-Fiを切ってモバイル通信で再接続してみる
Wi-Fi経由でVPNなどを通している場合、トレンド表示が海外になることがあります。 -
アプリを最新版にアップデートする
古いバージョンのアプリでは、正しく設定が反映されないことがあります。
設定を変えても日本のトレンドに戻らないときの対処法
Twitterの設定を変更しても、なぜかアメリカのトレンドが表示されたまま戻らない——そんなケースも実際に発生しています。ここでは、通常の設定変更では改善されないときに試したい追加の対処法を紹介します。複数を組み合わせて試すことで、改善される可能性が高まります。
1. Twitterアプリのキャッシュを削除する(スマホのみ)
2. VPNをオフにする
VPNを利用していると、接続先の国によってTwitterが「海外からのアクセス」と認識し、地域に合ったトレンドを表示してしまいます。一時的にVPNを無効にしてみてください。
3. 位置情報をオンにする
Twitterが位置情報を取得できないと、トレンドの地域を適切に判断できない場合があります。
4. 一度ログアウトして再ログインする
Twitterの内部設定が正しく反映されていない場合、ログインし直すことで初期化され、正常に戻ることがあります。ログアウト後、再度アカウントにサインインしてトレンドを確認してください。
5. アプリやブラウザを最新版にアップデートする
古いバージョンでは不具合や仕様変更に追従できていないことがあります。
App StoreやGoogle Play、またはブラウザの更新を確認しましょう。
6. ブラウザの言語設定を「日本語」にする(PC利用時)
Twitterはアカウントの言語設定だけでなく、ブラウザや端末の言語設定も参照します。ChromeやEdgeなどの設定で、日本語が最上位にあるか確認してください。
7. ブラウザのキャッシュとCookieを削除する
古いキャッシュが残っていると、正しい設定が反映されにくくなります。
「履歴の消去」→「キャッシュされた画像とファイル」「Cookieとその他のサイトデータ」を選んで削除しましょう。
設定をいじってもまったく改善せず困っていたとき、たまたまVPNを切った瞬間に日本のトレンドに戻ったことがありました。思い返すと、そのときは海外のWi-Fiを使っていたんです。こういう些細な要因も関係しているんですね。
8. モバイル通信に切り替える
Wi-Fi経由でVPNルートになっている場合、モバイル通信に切り替えることで地域が正しく認識される場合があります。
9. 使用アカウントを再確認する
複数アカウントを使っている場合、設定を変えたつもりで別のアカウントを見ていた…というケースもあります。念のため、トレンドを見ているアカウントが正しいか確認してください。
10. TweetDeck(X Pro)など別ツールでの確認
公式TwitterアプリやWeb版に不具合がある場合は、TweetDeck(X Pro)を使って確認するのも一つの方法です。地域指定カラムを追加することで、トレンドを正しく表示できる場合があります。
11. 「あなた向けにカスタマイズ」機能をオフにする
Twitterは表示内容を「興味に基づいて最適化」する設定がありますが、これがトレンドに影響する可能性があります。
設定 → プライバシーと安全 → コンテンツ設定 → 「あなた向けにカスタマイズ」をオフにすると、より正確な地域表示に近づくことがあります。
最近の発生事例とユーザーの声
Twitterのトレンドがアメリカ仕様になる問題は、特定の個人だけで起きるものではありません。実際に多くのユーザーからも、同様の現象が報告されています。ここでは、実際にいつ・どのような状況で発生したのかを振り返りながら、傾向や特徴を解説します。
2024年7月に多発した「アメリカトレンド切り替え現象」
2024年7月中旬、X(旧Twitter)上では「トレンドがアメリカ表示になっている」との投稿が急増しました。
とくに報告が集中したのは、7月10日〜15日ごろ。日本語圏のユーザーの間で、
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「今朝起きたらトレンドが全部英語だった」
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「バイデンやNBAばかり出てるんだけど」
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「アカウント乗っ取られたかと思った」
といった声がSNS上で多数確認されました。
実際、私もその週にアメリカのトレンドがずっと表示されていて、設定を何度見直しても戻らず諦めかけていました。でも数日後、特に何もしていないのに日本の話題がまた表示され始めて、「やっぱり不具合だったんだ」と納得した記憶があります。
原因は一時的なTwitter側の仕様変更・不具合の可能性も
このような現象は、ユーザー側の設定だけでなく、Twitter側の仕様変更やバグが原因となっているケースもあります。
実際、同時期に何も設定を変更していないのに、「数日後に勝手に日本トレンドに戻った」という報告も複数ありました。
このことから、Twitter側で何らかの調整や復旧作業が行われた可能性も考えられます。
特徴的な傾向まとめ
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一時的な切り替えが発生しやすい時期がある
例:アップデート直後、システムメンテナンス時 -
自動的に戻るケースもある
時間をおいて確認すると、自然に日本トレンドに戻っていた例も多数報告されています
このように、Twitterの仕様や挙動には変化が付きものです。
まとめと再発時の心構え
Twitterのトレンドが突然アメリカ仕様に切り替わってしまう現象は、予期せぬタイミングで誰にでも起こり得るものです。しかし、正しい原因を知り、落ち着いて対応すれば、多くのケースで日本のトレンドに戻すことが可能です。
今では、トレンドが突然英語になっても「あ、またかな」と思えるようになりました。この記事で紹介した対処法を知ってからは、落ち着いて対応できるようになったので、不安がぐっと減りました。
今回のポイントをふり返る
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トレンドがアメリカになる主な原因
設定の変更、VPNの使用、位置情報の無効化、端末やアプリの仕様など、複数の要因が絡んでいることがある -
日本のトレンドに戻す基本操作
「この場所のコンテンツを表示」のチェックを外し、「日本」を手動で選択することで解決できる場合が多い -
設定を変更しても戻らない場合の対処法
キャッシュ削除、VPNの停止、位置情報の再設定、ブラウザやアプリの言語調整など、複数の補助策が効果的 -
最近の事例でも集団的に発生している
2024年7月にも全国的に報告があり、Twitter側の仕様やバグの可能性もある -
放置していたら自動的に元に戻った例もある
緊急性がない場合は数日様子を見るのも一つの選択肢
今後のための心構え
Twitterは定期的にアップデートや仕様変更が行われるサービスです。トレンド表示やUI(ユーザーインターフェース)も突然変わることがあります。違和感を覚えた際は、まず落ち着いて設定を見直し、複数の手順を試すことで多くの不具合は解消できます。
また、X(旧Twitter)に関するトラブルはSNS上でも随時情報が共有されているため、同じ状況のユーザーの投稿を検索することも役立ちます。